和錠 iOS / iPadOS版 取扱説明書
App Storeから無料で入手できます。iOS 18.0以降に対応しています。
バージョン情報
現在のApp Store公開版は0.2.3 (build 19)です。パスキー(Passkeys)対応と、エントリ詳細のパスキー専用表示を含みます。
フィルタ欄を表示・非表示にする(0.1.1以降)
- データベース画面右上の歯車をタップします。
- 「表示」の「フィルタを表示」を切り替えます。
- オフにすると、「すべてのエントリ」「最近更新(7日)」「期限切れ」「弱いパスワード」「OTPあり」「添付あり」「ごみ箱」のフィルタ欄全体が非表示になります。
フィルタを非表示にしても、グループと画面下部の検索はそのまま利用できます。設定は端末に保存されます。
パスワード自動入力を使う
- 和錠の設定で「パスワード自動入力」をオンにします。
- iOSの「設定」→「一般」→「自動入力とパスワード」で「Wajō」を有効にします。
- Safariやアプリのログイン欄でWajōの候補を選びます。
データの保存
KDBXデータベースは、端末内または「ファイル」アプリで選択したiCloud Drive・Dropboxなどに保存されます。開発者のサーバーへ送信されることはありません。
新規データベースの保存場所を選ぶ(0.2.0)
- データベース一覧の+から「新規データベースを作成…」を選びます。
- 名前と8文字以上のマスターパスワードを入力します。
- 「和錠内に保存」(既定)または「Files で場所を選ぶ…」を選び、「作成」をタップします。
- Filesを選んだ場合は、iCloud Drive・Dropbox・Google Drive・「このiPhone内」など、Filesに表示される場所を指定します。
Filesの画面をキャンセルすると入力内容を保持したまま作成画面へ戻ります。「保存先のファイルを確認できませんでした」と表示された場合、ファイルは保存されている可能性があります。Filesで確認し、「Filesから追加」で選び直してください。和錠内へ無断で保存し直すことはありません。
表示される保存完了は、選択した場所への保存確認です。クラウドへのアップロード完了は、各サービスのアプリでも確認してください。
Safariでのパスワード保存・更新提案(0.2.0)
Safariでログイン情報を送信したとき、次のページに和錠のバナーを表示し、パスワードの保存(新しいサイト)や更新(登録済みサイト)を提案します。既定はオフで、拡張ボタンや共有ボタンを操作する必要はありません。
- Wajōの設定で「パスワード自動入力」を先にオンにします。
- 「Safari でのパスワード更新提案」をオンにし、端末内Keychainへの一時保存に関する説明を確認して「有効にする」を選びます。
- iOSの「設定」→「アプリ」→「Safari」→「機能拡張」→「Wajō」をオンにし、Webサイトへのアクセスを許可します。
- Safariでログインまたはパスワード変更を送信し、次のページのバナーで「保存する」または「更新する」を選びます。
- Wajōを開いてDBを解錠し、登録済みサイトは更新先を、新しいサイトは新規エントリとして追加する内容を確認します。
新しいサイトのパスワードは「保存する」を押すまで、この端末の一時領域だけに保持され、Safariを閉じると消えます。共有領域には書き込まれません。SSO専用処理とPrivate Browsingには対応しません。
保存・更新候補はこの端末のKeychainに暗号化して一時保存され、外部へ送信されません。最大8件、保存・拒否または72時間で失効します。更新前のパスワードはKDBX履歴から復元できます。cold起動時は提案が遅れたり取りこぼす場合があるため、その場合は本体で手動追加・更新してください。機能をオフにすると暗号鍵・候補・確認情報・サイト一覧を一括削除します。
パスキー(Passkeys)を使う(0.2.3)
Safariやアプリのパスキー(生体認証によるパスワードレスサインイン)を、iCloudキーチェーンの代わりにWajōで管理できます。パスキーはデータベース(kdbx)にKeePassXC互換形式で保存され、同じデータベースを開いたMac版Wajōと共用できます。
- 「パスワード自動入力」と同じ設定で有効になります。追加の操作はありません。
- サインイン: ログイン画面で候補に出るWajōのパスキーを選び、Face IDで確認します。
- 新規作成(Premium): サイトの「パスキーを作成」で保存先にWajōを選びます。作成したパスキーは次回のデータベース解錠時にkdbxへ自動保存されます。
パスキーの新規作成は和錠Premiumの機能です。作成済みのパスキーでのサインインとデータベースへの取り込みは、Premiumの有無にかかわらず常に無料で利用できます(Mac版で作ったパスキーの利用も無料)。Premiumをやめても、すでにあるパスキーでサインインできなくなることはありません。
エントリ詳細にはパスキー専用の表示(サインイン先・ユーザー名・作成日)があります。秘密鍵は画面に表示されず、コピーもできません。エントリ編集でKPEX_PASSKEY_で始まるフィールドを削除するとそのパスキーでサインインできなくなるため、ご注意ください。
和錠 Premium(0.2.1)
設定の「和錠 Premium」から購入・復元できます。初期価格は米国$19.99基準(日本は¥2,500固定)、現メジャーバージョン(1.x)限定の買い切りです。
- パスワード健康診断の詳細リストと改善ガイド
- 健康スコアと、よく使うエントリのホーム画面ウィジェット
- カスタムアプリアイコン「銀の和錠」「漆黒」「藍金」
- バックアップ保持枠・外部保存先・履歴比較・一括整理
- パスキー(Passkeys)の新規作成(0.2.3。サインインは無料のまま)
複数DB、AutoFill、TOTP、SSOバッジ、履歴、パスキーでのサインインは無料のままです。バックアップの作成・世代一覧・復元はPremium機能です(0.2.1までは0.2.0でデータベースを登録済みの端末に限り無料で利用できましたが、0.2.2でPremium限定に一本化しました)。Premiumをやめても、アプリが終了しても、kdbxは標準形式なので他のKeePassアプリでそのまま開けます。
パスワード健康診断(0.2.1)
データベース画面のハート形ボタンから、弱い・使い回し・期限切れのパスワードを端末内だけで診断します。無料版でも健康スコアとカテゴリ別件数を確認でき、Premiumでは該当エントリと改善ガイドを表示します。パスワードを外部へ送信しません。
バックアップを復元する(0.2.1)
- データベースを開き、「設定」→「バックアップと復元」を選びます。
- 日時・サイズ・作成理由を確認して世代を選びます。
- 現在のファイルへ戻す場合は「元ファイルへ復元」、別ファイルとして残す場合は「コピーとして開く」を選びます。
Premiumでは、データベースごとのバックアップと復元を利用できます(0.2.2以降。0.2.1までは0.2.0でデータベースを登録済みの端末でも利用できます)。復元時は現在の状態を先にバックアップし、候補を復号・整合性確認してから置換します。バックアップだけが失敗した場合は、DB本体の保存結果と分けて通知し、設定から再試行できます。
Premiumでは直近10+日次7+週次8+月次12の最大37枠、外部バックアップ先、履歴比較、一括整理を利用できます。容量上限の設定は0.2.2で廃止し、保持枠による自動管理に一本化しました。
バックアップの保存先表示(0.2.2)
「バックアップ先を選択」でFilesアプリの任意のフォルダを選ぶと、選んだ保存先の名前が表示されます。iCloudは「iCloud Drive/フォルダ名」、Dropbox・OneDrive・Google Driveなどの主要プロバイダは「Dropbox/フォルダ名」のようにサービス名付きで表示します。判定できない場所は「外部フォルダ」と表示されます。